2017年5月28日（日）に実践会のアドバンスコースに参加し、

翌日、29日（月）に神奈川県のつじむら歯科医院に見学に行ってまいりました！

アドバンスコースでは、全国の素晴らしい院長先生や事務長、そしてスタッフと接することで、人としての思考が深まります。私のような若輩ものでも、お互いに切磋琢磨している仲間として、褒めあい称え合いの関係性が、人間としての温かみを感じることができます。地元でも他業種の経営者の方と接するときに感じるものと似ています。

講座内容を詳しくお伝えすることはできませんが、当院でも必要としている人財育成や採用についての内容を岩淵さんから、もりたくさん講義いただきました。特別講演では、売れるネット広告社の加藤公一レオさんのダイレクトマーケティングの手法をリアル店舗に応用できるかどうかのお話でした。レオさんは、勢いがすごく、プレゼンが素晴らしい！目からウロコの情報は、実践できる形で提供していただきましたので、経営者としての思考を整理し、実行していきます。

私が品川でセミナーに参加している間、スタッフの田村と葛西は、横浜へ。院内の取り組みを部屋にこもってまとめてくれていました。素晴らしいスタッフです！ありがたい！！

翌日は、つじむら歯科医院へ移動です。満員電車に揺られながら到着したら、本当にココなの！？と思うくらい秋田の風景に似ている都会とは言えない場所でした。都会をイメージしていたので、驚きです。

外観・内装ともに先生のこだわりが見られる素敵な医院です。一言で言うと、働いているスタッフが毎日来ても飽きないくらい素敵な医院です。

治療台は10台あり、半分は歯周治療と予防とメインテナンス専用です。歯科衛生士ごとに自分の治療台が割り振られています。

朝礼から参加させていただきました。業務連絡が徹底されており、通常、歯科医師または院長あるいはチーフクラスからの連絡が行われることが多いと思いますが、スタッフ全員が連絡を行います。主体性あるスタッフ教育が行き届いております。

お話をお聞きすると、自主練や各種書類の提出、5Sなども、自主的に行っており、医院の取り組みだからやっている、決まりだからやっているのではなく、自然とそうなる風土が根付いていました。

お昼休みには、曜日ごとに職種で集まりランチMTG、歯科医師と歯科衛生士、TCなどが常に連携を取り合って、患者さんの情報をシェアしているようです。

まさに、理想の歯科医院像です。成熟した歯科医院です。

つじむら院長を始めとする先生がたは、臨床に集中できる環境が整っています。それを支えながらも、パートナーとして働いているスタッフ。人間関係も良好で、ただ楽しくワイワイではなく、きちんと指摘できる間柄で、個々のコミュニケーション能力も高いのです。「楽園」と表現しておりましたが、まさにストレスフリーの職場となっていました。

私たちの時代は、ただただ歯科医師が歯科医療を極めれば、歯科医院運営が成り立つ時代ではありません。若い歯科医師には、それを伝えていかなければいけません。また、経営ばかり考えていては、歯科医院の成熟を迎えることは難しいのかもしれません。両極端の考え方で悩んでいる歯科医師は多くいます。

おかげさまでたくさんの医院見学をさせていただくことで、多くの気づきをいただいております。

我々も10年後には、医院が成熟できるように、取り組みを行い、仕組みを整え、日々の診療に向き合い、そして人としても成長できるように邁進致します。

帰りの空港で、スタッフといただいたお寿司がうまかった！