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先人の歯科に対する情熱。自分には、まだまだ足りない…。

幸い考える場としての、勉強会に参加させていただけているだけで、幸せなことに気づく。

臨床にどのくらい向き合えるのか、患者とどれだけ向き合えるのか、そして、 それが正しかったのか検証しているのか、考えれば考えるほど、足りないことばかり。

商業雑誌への投稿されている記事は、どれも素晴らしい臨床の投稿ばかり。日本でトップを走る優れた先生の臨床を、年齢関係なく、垣間見ることができることがありがたい。そこにメーカーが関与してても素晴らしい。わたしはそこまでの臨床が出来てないから。でも、投稿を見て、心を揺さぶられることはない。

もし、歯科臨床の正しい山があるのなら、山頂まで登ってみたい。正しい山を登っているのなら、たとえ、登山口を間違えても、道を間違えても山頂に近づくかもしれない。でも、違う山だとしたら、歯科臨床の山は、とてつもなく高い山だから、一生という限られた時間の中では、やり直しは難しい。

わたしがいま登っている山は、正しい山なのか、道は合っているのか、ここ1〜2年のうちにはっきりさせて、残りの時間を有意義に使う決断が必要だ。

いま、この本に出会えて良かった。少し自分に勇気が出てきた。やはり先人は、素晴らしい。