おはようございます!
秋田市、千秋矢留町の歯医者、クローバーデンタルの田村です!

今日は、「歯を削った後にする蓋はなぜ取れやすいの?」について、
お話します。

詰め物をするために歯を削った場合や、根の治療をすると、
仮の材料(仮封材)で蓋をします。
この蓋は、次回の根の治療や詰め物ができてくるまで、
一時的に歯を保護してくれる材料です。
そのため、歯に強固にくっつきすぎると治療の際に仮の蓋が取れず、
とても大変なので、ある程度容易に取れるようになっています。

<仮の蓋をする目的>
・削った所が汚染されないようにするため
・見た目を良くするため
・刺激(しみたりする)を感じないようにするため
・歯が割れるのを防ぐため
などがあります。

<仮の蓋をした際の注意事項>
・蓋してから、しっかり固まるまで約30分程度かかります。
・固まっていないうちは、舌や歯ブラシで触ったり、飲食ができません。
・粘着性の高い食べものも、仮の蓋が取れてしまう原因になりますので、
 お控えください。
・蓋が取れたまま放置してしまうと、削った所が汚染されたり、痛みが出たり、
 歯が欠けてしまう場合がありますので、早めにご連絡ください。
・仮の蓋のまま長期間放置してしまうと、歯の状態や症状が悪化してしまいますので、
 治療が終わるまでは必ず来院してください。