こんにちは。クローバー🍀デンタル保育士の加藤です。
秋田市も週末には桜が満開になりそうですよ(^^)/
私も週末はお花見の予定です🌸

さて今回は、「金属とセラミックでは削りかたが違うの?」という疑問について調べてみました。

まずは、金属の歯についてですが、金属の歯を作るには、院内技工または外注の技工所で金属の歯を作ることになるようです。患者さんはできた状態しか見ることはできませんが、実際にはかなりの行程を経てようやく完成するようです。

採った型に石膏を流して模型を作ります

模型で噛み合わせを再現するために咬合器という機械に装着します

蝋(ワックス)で歯の形を作ります(全て手作業で蝋を盛り上げて彫刻して形を作ります)

蝋の型を埋没材と呼ばれる専用の石膏に埋め込み鋳型を作ります

硬化後高温(650~700℃)の炉に入れて蝋を蒸発させます

金属を溶かして(920℃)鋳型に流し込みます

流し込んだ金属を鋳型から取り出しきれいにします

余剰の金属を切断し研磨します

咬合器にセットして噛み合わせを調整して最終研磨をおこないます。

こんなに大変なことだったんですね(/–)/

そして、セラミック…
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最先端のカメラを使用して患部を立体的にスキャンし、コンピュータ上に再現された立体データを元に詰め物・被せ物を削り出します。そのため、非常に精度が高く、また、規格生産された高品質なセラミックブロックから削り出すため、耐久性が高く、治療時間も短く非常にスピーディーに終わることが出来るようです。
通常の自費技工物制作の半額以下の費用で、短期間のうちに治療が完了することがメリットです。

当医院でも、セラミック治療を行っておりますので、お話を聞きたい方や、治療をお考えの方は気軽にスタッフまで声をかけてくださいね!