今回も、静脈内鎮静法についての続きです。
「静脈内鎮静法の薬はどのくらい残るのですか??」
という疑問についてお答えします。
静脈内鎮静法は、一般的な全身麻酔とは大きく異なり
ます。まず、全身麻酔とは違って意識を失いません。
眠くなる感覚はありますが基本的に意識はあり、医師
からの呼びかけにも対応できます。次に、回復が早い
ということです。全身麻酔を行う場合は入院の必要が
ありますが、静脈内鎮静法の場合であれば入院は基本
的に不要で日帰り可能です。また、全身麻酔のような
呼吸管理も不要です。
静脈内鎮静法は、「オールオンフォー」のようにイン
プラントを埋め込む本数が多い手術や、治療範囲が広
く手術に時間がかかる場合などにお勧めです。長期の
手術でも精神的な負担が少なく、経験者の話では「い
つの間にか手術が終わっていた」という人もいるほど
です。他にも「過去に歯科治療で気分が悪くなった経
験がある人」や「嘔吐反射がある人」にも、静脈内鎮
静法を利用することはお勧めです(о´∀`о)
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