こんばんは。
秋田市の歯医者、
クローバーデンタルの庄司です。

今日は虫歯ができるまでの流れをお話しします！

虫歯の原因菌はミュータンス菌（虫歯菌）です。
ミュータンス菌は、歯の表面に粘着しています。
歯の表面に付着した膜をバイオフィルムといい、
これは機械的に掃除するしかありません。

ミュータンス菌は砂糖などの糖分を分解して
酸を作ります。
この酸が歯を溶かしますが(脱灰)、
唾液が酸を中和し、ダメージを受けた
歯の表面を修復します(再石灰化)。
このように、歯の表面では
脱灰と再石灰化が繰り返されています。
ところが、ミュータンス菌の割合が多かったり、
飲食の回数が多かったり、唾液が少なかったり、
歯の質が弱かったりすると、再石灰化が間に合わずに、虫歯が進行してしまうのです。

脱灰、再石灰化についてはまた詳しくお伝えします！